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3編 基本目標1.pdf 第2次甲斐市総合計画を策定しました | 甲斐市役所

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(1)

まちづくりは人づくり

生涯にわたる学びのまち

(教育・文化)

  (1)学校教育の充実

  (2)生涯学習・文化活動の推進

  (3)図書館活動の推進

  (4)スポーツの振興

 

(2)

1

まちづくりは人づくり 生涯にわたる学びのまち

(教育・文化)

■現状と課題

●キャリア教育の推進

自分が将来どのように生きていくかを考えることは、「生きる力」、ひいては社会性を はぐくむことに繋がります。自分の個性を理解し、社会の中での役割等を考える中で自 分らしい生き方を選択する能力や態度を育てることを目的とした「キャリア教育」は、 学校教育全体を見通す中で行われる必要があります。

甲斐市では、各校において年間指導計画を作成して各教科・道徳、職場体験など特別 活動の関連を図りながら系統性を意識したキャリア教育の取り組みを推進してきまし た。

今後は、それぞれの発達段階にふさわしい内容や方法によって、体系的で計画的なキャ リア教育をさらに推進していく必要があります。

●豊かな心の育成

家族形態の変化により、地域の繋がりが希薄になりつつある現代においては、家庭や 地域の教育力の低下が進んでいます。また、高度情報化の進行に伴い、人や自然と直接 触れあう機会は乏しくなっています。

甲斐市では、道徳教育の充実、教育ボランティアとしての地域の人材の学校現場での 活用、子どもたちの体験学習や読書活動の充実に取り組んできました。また、いじめや 不登校、問題行動への対策として、教育全般を通して人間関係を形成する力や自己肯定 感の育成、規範意識の向上を図るとともに、未然防止・早期対応に努めてきました。

今後はさらに、家庭・地域・学校の結び付きを強め、道徳教育の指導内容の充実や教 員の指導力向上を図るとともに、文化芸術に触れる機会の拡充を通じ、子どもたちの豊 かな人間性や社会性をはぐくむことが重要です。

●確かな学力の育成

「全国学力・学習状況調査」「山梨県学力把握調査」の結果によると、甲斐市の児童・ 生徒は、思考力・判断力・表現力が求められる「活用」に関する問題について課題があり、

政策 

(1)学校教育の充実

(3)

1 子どもたちが自分に自信を持ち、グローバル化、情報化等、変化する社会をたくまし

く生きていくために、言語能力・コミュニケーション能力の習得を強くサポートし、学 習に対する興味・意欲を高め、主体的に学ぶことができるような指導体制を充実させる 必要があります。

●健やかな体の育成

「新体力テスト」の結果をみると、本県児童・生徒の総合的な体力は改善傾向にあるも のの、すべての年齢で全国平均を下回っており、それは甲斐市においても同様です。また、 昨今は生活習慣の乱れや心身の健康問題が多様化・深刻化してきています。

こうした中で甲斐市では、ラジオ体操や小学校で 25 メートル泳げるようになること を目指した取り組みを通して、体力づくりや運動に親しむ習慣づくりを推進してきまし た。

今後もさらに、積極的に運動する習慣や意欲・能力を育成し、食育や健康教育等、心 身の健康についての知識が身につく教育を進めることが重要です。

●特別支援教育の充実

昨今は、幼児・児童・生徒の障がいの重度・重複化や多様化が進むとともに、発達障 がいや、その傾向がある児童・生徒が増加傾向にあります。

それぞれの子どもの状況に応じた適切な指導・支援を行うことのできる柔軟な体制を 整備し、自立を促すとともに、障がいがある子どもが将来にわたり地域社会の一員とし て社会参加できるよう、就労後も継続的な支援を行うことが必要です。

●時代の要請に応える教育の推進

情報化やグローバル化の進展が著しい現代において、時代や社会の変化に対応した教 育のあり方が求められています。

そのため、学校の教育活動全般を通した系統的な取り組みによって、情報教育や英語 教育、環境教育、福祉教育、人権教育、男女平等教育を推進していく必要があります。

●学校教育の環境整備

(4)

1

早めに行い、計画的に整備していく必要があります。

児童・生徒が充実した教育を受けられるよう、優れた県費負担教職員の確保、教職員 の適正な配置、教職員として必要な資質や能力の向上を推進する必要があります。

学校評価を推進し、開かれた学校づくりと学校への地域参画を充実させ、家庭・地域・ 学校・行政が協働して、教育活動を一層充実する必要があります。

経済的な理由で就学が困難な児童・生徒に対しては、引き続き就学援助を行っていく 必要があります。

児童・生徒に対して、よりわかりやすい授業を行うため、各学校の授業改善に向けた 取り組みを支援・活用する必要があります。

学校給食調理業務は、すでに2校で民間委託を実施していますが、民間の活力を利用 した一層効率的な運営を図るため、引き続き検討する必要があります。

●地域で取り組む教育活動の推進

学校現場では、教員が本来取り組むべき教育活動以外の業務が増大し、過剰な勤務負 担が懸念されています。そこで、授業の補助や部活動等の支援、登下校時の安全確保、 放課後や週末の交流活動等について、学校が地域の協力を得ながら進めていけるような 仕組みを構築する必要があります。

各校においては、学校ホームページ等を通した学校活動の広報や公開授業により、開 かれた学校づくりに取り組むとともに、地域ボランティアを積極的に活用するなど、地 域とともにある学校づくりの推進を図ることが必要です。

■今後の施策の方向

①キャリア教育の推進

小学校での職場見学、中学校での職場体験等、発達段階に応じたキャリア教育を行い、 小中連携による一貫した進路指導を推進します。

県教育委員会が開催する研修会などを通じて、教員のキャリア教育指導力の向上に努 めます。

また、広報により、家庭・地域のキャリア教育についての理解を深め、職場見学、職 場体験受け入れ先の多様化、見学・体験内容の充実を図ります。

②豊かな心の育成

道徳教育への理解が得られるよう、土曜学級などでの道徳授業を地域に公開し、甲斐 市の豊かな自然や伝統・文化に関する学習の機会を設けることで、郷土に対する理解を 深めるとともに、愛着や誇りをはぐくむ取り組みを推進していきます。

(5)

1 スクールカウンセラーを活用し、不登校・いじめの未然防止や改善及び解決を図ります。

また、市生徒指導担当者会を活用して情報交換を行い、問題行動の早期発見や迅速な対 応に努めます。

③確かな学力の育成

授業における指導の工夫と授業評価を活かした効果的な授業を進め、学習指導の充実 を図ります。

市教育委員会による研究授業への指導助言を推進し、基礎的・基本的な知識や技能の 習得と、それらを活用し課題を解決するための思考力・判断力・表現力の育成を図ります。

また、国語力の向上、理数教育の充実、個性を活かす教育の充実、学習意欲を引き出 す学習評価の確立、学習習慣の確立、総合的な学習の時間の充実を図ります。

④健やかな体の育成

走、投、跳など基本の運動、ラジオ体操を推進するとともに、小学生が水泳で 25 メー トル泳げるようにするなど学校体育・体力づくりを推進します。

また、食事・運動・睡眠に関する健康的な生活習慣を身につけさせるよう健康教育を 推進するとともに、食については学校給食での地産地消も促進し、食育を進めていきま す。

⑤特別支援教育の充実

甲斐市独自の特別支援教育研修会の開催による教員の資質向上、学校における支援体 制整備と保育園などとの連携強化、市教育委員会による学校教育支援員への巡回指導等 によって特別支援教育の充実を図ります。

また、就学相談・指導の充実と個別の教育計画を活用した自立と社会参加の促進を図 ります。

⑥時代の要請に応える教育の推進

小中学生の携帯電話やスマートフォンの利用についての指導等を充実し、有害環境か ら守る取り組みを推進します。

「やまなし環境学習プログラム」や「甲斐市環境副読本」を活用した環境教育の充実、 体験学習、ボランティア活動などを通じた福祉教育、人権教育、男女平等教育の充実を 図ります。

電子黒板、タブレット端末等、ICT に関する研修の機会を充実させ、情報教育を充実 させていきます。

(6)

1

⑦学校教育の環境整備

老朽化が進む学校施設については、今後策定を予定している甲斐市インフラ長寿命化 計画に基づき計画的に整備を進めます。

県教育委員会に対して優れた人材の確保と教職員の適正配置を要請し、市教育委員会 による研修機会を充実させ、教職員の指導力、資質の向上を図っていきます。

「学校評価システム」を継続実施し、自己評価及び学校関係者評価等を充実させ、学 校運営の充実を図ります。

経済的な理由で就学が困難な園児・児童・生徒に対して就園奨励費及び就学援助費の 充実に努めます。

市教育委員会として研究校を指定し、開発した教材や授業改善の方策などの普及に努 め、学校現場の創意工夫による取り組みを支援するとともに、各校のホームページを充 実させ、教育に関する研究成果等の蓄積・活用等に努めます。

学校給食調理業務民間委託については、衛生管理、安全面、運営体制など実施状況の 検証・評価を行い、業務委託を拡大することについて検討します。

⑧地域で取り組む教育活動の推進

地域ボランティアの協力を得て、地域全体で学校教育を支援する体制づくりを進めて いきます。

青少年育成市民会議や各地区民会議の取り組みにより地域活動への子どもたちの参加 を促進させます。

地域ボランティアによるあいさつや声かけ、「他人の子もほめて叱る運動」などの取 り組みを通して、安全・安心な地域環境の確保を図ります。

児童館や育成会(子どもクラブ)等の支援を通して、体験・交流活動の場づくりに努 めます。

学校評議員制度の活用、学校の活動状況や学校評価結果等のホームページやリーフ レット等での情報発信により開かれた学校づくりを推進します。

(7)

1

●成果指標

達成目標指標 (平成26年度)現状値 平成32年度目標値※ 平成37年度目標値

甲斐市学校評価・児童・生徒用アンケート における「将来の夢や希望をもっています か」の設問に「しっかり持っている」「持って いる」と回答した児童・生徒の割合

小 89.4%

中 73.2% 小 90.0%中 80.0% 後年設定

甲斐市学校評価・児童・生徒用アンケート における「平日、家や図書館などで、一日ど のくらいの時間、読書をしますか」の設問 に「30分以上」と回答した児童・生徒の割合

小 51.2%

中 34.6% 小 55.0%中 40.0% 後年設定

「長期欠席児童・生徒状況調査」における

「不登校児童・生徒」の割合(※1) 小中全体0.98%

小中全体 1.10%

後年改定 後年設定

「児童・生徒のいじめに関する状況調査」

における公立学校の「いじめの解消率」 小中 98.0% 小中 100% 後年設定 甲斐市学校評価・児童・生徒用アンケート

における「国語の授業の内容はわかりま すか」の設問に「とてもわかる」「わかる」と 回答した児童・生徒の割合(※2)

小 95.2% 中 89.3%

小 95.0% 中 88.0%

後年改定 後年設定

甲斐市学校評価・児童・生徒用アンケート における「算数(数学)の授業の内容はわ かりますか」の設問に「とてもわかる」「わ かる」と回答した児童・生徒の割合

小 94.0%

中 78.6% 小 95.0%中 81.0% 後年設定

「山梨県新体力テスト・健康実態調査」で 小学5年生と中学2年生のボール投げや 50㍍走など8種目の数値を得点化した体 力合計点(80点満点)

小 53.8点

中 48.6点 小 55点中 45点 後年設定

※平成32年度目標値は、「甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期」の平成31年度目標値を示した。  平成37年度目標については、次期大綱策定時に設定予定。

 (※1)の「不登校児童・生徒の割合」、(※2)の「国語の授業の内容がわかる割合」はすでに現状値が目標値  を超えているため後年改めて設定予定。

●関連個別計画

計画名 計画期間

甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期 平成27年度~平成31年度

(8)

1

■現状と課題

●生涯学習推進体制の充実

市民一人ひとりが生き甲斐のある人生を送ることができるよう、生涯にわたって学ぶ ことができる環境づくりが求められます。

そのためには、市民の学習ニーズに合った情報提供の充実を図るとともに、専門的な 指導力や優れた資質等を備えた指導者の養成と確保、関係団体への支援を進めていく必 要があります。

●多様な学習機会の提供

急激な社会情勢の変化、ライフスタイルの変化等に伴い、市民の生涯学習のニーズも 多様化、高度化しています。このような幅広い学習ニーズに応え、地域活性化を進める ために、より一層学習内容や学習機会を充実させていく必要があります。

●生涯学習環境の充実

公民館等生涯学習施設は、年次計画の中で適正な維持管理に努めていますが、老朽化 等に伴い改修を必要とする箇所が増えており、長期計画の策定や長寿命化対策の検討が 求められます。

また、市民が自主的に生涯学習に取り組めるよう、各施設での展示や多彩で魅力ある イベント等を実施することで、多くの市民が気軽に参加できる機会をより多く設ける必 要があります。

公民館等利用状況

単位:件

年度 竜王北部公民館 竜王中部公民館 竜王南部公民館 公民館敷島 公民館双葉 敷島総合文化会館 ふれあい双葉 文化館

地域 ふれあい

館 平成21年度 2,736 1,747 1,534 1,799 1,186 45 395 平成22年度 2,711 1,681 1,439 2,000 1,164 429 421 平成23年度 2,907 1,635 1,290 1,369 1,431 828 476 442 平成24年度 3,241 1,687 1,006 1,451 1,853 890 460 312 平成25年度 3,045 1,626 1,183 1,703 1,553 1,201 518 258 平成26年度 3,437 1,561 1,778 1,707 1,723 1,336 469 306

(9)

1

●青少年の健全育成

青少年を取り巻く環境は大きく変化しています。現代社会に潜在的に存在する諸問題 を真摯に受け止め、甲斐市青少年総合対策本部、学校、家庭、そして地域社会が常に連 携しながら指導者の育成や環境の浄化に励むことで、青少年の健全育成に努めることが 重要です。

●文化芸術に親しむ機会の充実

魅力ある文化を創造し、市民が心から生き甲斐のある充実した生活を送るために、文 化芸術にふれあい親しむ機会の充実を図る必要があります。

そのためには、市内の文化施設等を活用した芸術の鑑賞機会の提供や各種文化団体の 育成を支援することで、市民の多様なニーズに応えていくことが重要です。

●文化財の保存と継承

市内には、次世代に継承すべき貴重な文化遺産が、有形・無形を問わず多く存在して います。これらの文化財の現状を調査・把握し、引き続き文化遺産の保存対策を講じて いく必要があります。また、保存された文化財を広く市民に公開し、活用を図るとともに、 適正な保存を行うための施設整備を進める必要があります。

●甲斐的文化の創造と発信

甲斐市の魅力ある文化を創造していくためには、市民や甲斐市を訪れた方々が、郷土 の歴史や文化を知ることが重要です。

そのため、市民等に対し、積極的に歴史や文化を周知する必要があります。

■今後の施策の方向

①生涯学習推進体制の充実

生涯学習推進のために、学習機会やその内容、方法について広く情報を発信するとと もに、社会教育委員、公民館運営審議会などの各組織が、それぞれの立場から助言をし ていきます。また、甲斐市生涯学習指導者人材バンクを継続的に整備し、指導者の確保 を図ります。

②多様な学習機会の提供

公民館を中心にしたまちづくりを目指し、公民館まつりや各種講座をはじめとした、 「身近な学習機会の充実」に努めます。また、活動の成果を発表する機会を充実させる

など、学習を後押しする体制の整備を進めます。

(10)

1

③生涯学習環境の充実

市内各施設の整備と適切な維持管理に努めます。また、公民館、地域ふれあい館にお ける自主事業の充実に努めます。

④青少年の健全育成

青少年活動の活性化を図るため、指導者及びジュニアリーダーの育成に努めます。 また、青少年の健全育成を図るため、甲斐市青少年総合対策本部を構成する各種団体 の連携を推進するとともに、社会環境調査等による環境浄化の啓発、教育相談の機会の 充実に努めます。

⑤文化芸術に親しむ機会の充実

双葉ふれあい文化館等を中心に、芸術鑑賞の機会や文化芸術活動の成果発表の機会の 充実に努めます。

また、各種文化団体の支援を進め、文化活動の拡大・地域文化の活性化、魅力ある甲 斐的文化の創造を図ります。

⑥文化財の保存と継承

市内で所有する文化遺産や史跡・名勝・天然記念物の適正な保存・管理や公開活用を 図ります。また、地域に伝わる民俗文化財や伝統技術等の保護、承継支援や、まだ知ら れていない文化財の掘り起こしに努めます。

⑦甲斐的文化の創造と発信

(11)

1

●成果指標

達成目標指標 (平成26年度)現状値 平成32年度目標値※ 平成37年度目標値

公民館等が主催する親子、子ども向け

生涯学習講座への参加者数 1,205人 2,000人 後年設定

双葉ふれあい文化館による文化事業への

参加者数 5,133人 6,600人 後年設定

市内小・中学校教職員、児童・生徒への

文化遺産資料公開及び活用件数 18件 30件 後年設定

※平成32年度目標値は「甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期」の平成31年度目標値を示した。平成37年度目標に  ついては、次期大綱策定時に設定予定。

●関連個別計画

計画名 計画期間

甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期 平成27年度~平成31年度

(12)

1

■現状と課題

●図書館資料の構築と活用

すべての市民のニーズを満たす幅広い情報を提供し、市民の問題解決や自主的な学習、 文化活動を支援できる資料の収集や保存を進めていく必要があります。

●図書館利用者サービスの充実

図書館は、施設と資料、そして利用者がいて発展するものです。図書館を充実し市民 のための図書館になるために、市民の必要とするサービスを行っていく必要があります。

図書館利用状況(各年4月1日現在)

単位:人

施設名 項目 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年

竜王図書館 (竜王中部・南

部公民館図書 室を含む)

入館者数 346,895 339,024 316,525 321,700 302,966 308,722 利用者数 111,441 110,565 108,512 112,403 105,318 115,484

貸出数

(冊) 421,422 410,819 398,752 398,717 365,769 363,860

敷島図書館

入館者数 181,230 181,891 164,755 171,438 161,835 153,782 利用者数 66,651 66,617 63,537 65,390 61,051 63,946

貸出数

(冊) 227,951 225,490 224,855 218,625 204,154 198,096

双葉図書館

入館者数 97,405 97,044 86,431 79,466 75,066 72,993 利用者数 46,007 44,569 42,495 37,409 35,611 38,817

貸出数

(冊) 170,237 165,287 164,327 135,373 123,849 122,300

資料:図書館

●文化活動の場としての図書館事業の充実

図書館は、人々が集まり、交流し、情報を得られる場です。すべての市民に幅広く読 書推進に繋がるための事業を展開し、文化的で潤いのある生活を支援していく必要があ ります。

●学校図書館との連携

(13)

1 のデータベース化により相互に利用を可能とした「甲斐市図書館情報ネットワーク」が

構築されました。今後は、このネットワークの利用促進を図り、公共図書館と学校図書 館が連携して学習資料や本を提供していくことが重要です。

●子ども読書活動の推進

読書は、文字・活字離れに歯止めをかけるだけでなく、表現力・国語力の基礎を培い、 物事を深く捉え考えるための言葉と豊かな心を育てます。一方で、読書は自発的・内発 的な活動であり、決して強制や干渉をするものではありません。そのため、子どもたち に読書の楽しさを感じさせる方策が最も重要なため、まずは資料の整備、読書施設の整 備など、読書環境を整える必要があります。

■今後の施策の方向

①図書館資料の構築と活用

市民の求める資料や情報の総合的・長期的な収集を行い、多様化する社会の変化に対 応し、市民のニーズに応える蔵書の構築を目指します。

②図書館利用者サービスの充実

「甲斐市図書館情報ネットワーク」を充実させ、資料の有効利用と予約サービスを一 層進めるとともに、予測される高度情報化社会への対応や、進みつつある高齢化社会へ の対応など市民ニーズに応えられるサービスに努めます。

③文化活動の場としての図書館事業の充実

すべての市民が利用できる施設として、社会情勢や市民ニーズに応える図書館事業を 開催し、自主的な学習の場を提供していきます。

④学校図書館との連携

子どもたちの読書意欲の増進や調査研究のための資料を提供するため「甲斐市図書館 情報ネットワーク」を充実させていきます。また、図書館司書及びボランティアによる 学校での読み聞かせや読書案内を行っていきます。

⑤子ども読書活動の推進

親子・家庭での読書推進を目的に、ブックスタート事業や、図書館が市内の幼稚園・ 保育園・児童館に出向いて本の貸し出しなどを行う「移動図書館」の利用を推進してい きます。

(14)

1

●成果指標

達成目標指標 (平成26年度)現状値 平成32年度目標値※ 平成37年度目標値

図書館事業参加者数 12,959人 13,000人 後年設定

市立図書館の蔵書数 559,623点 590,000点 後年設定

図書館資料の全貸出点数 684,256点 800,000点 後年設定

資料の調査案内件数 94件 240件 後年設定

※平成32年度目標値は「甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期」の平成31年度目標値を示した。平成37年度目標に  ついては、次期大綱策定時に設定予定。

●関連個別計画

計画名 計画期間

甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期 平成27年度~平成31年度

(15)

1

■現状と課題

●生涯スポーツの振興

市民が健康で豊かに生きるために、誰もがスポーツに親しむことができる生涯スポー ツ社会の実現が求められています。甲斐市では、ラジオ体操や軽スポーツなどを通じて、 スポーツ・レクリエーション活動や健康づくりへの意識と地域の連帯感の醸成に努めて きました。

今後とも、気軽にスポーツを楽しむことができる場や機会を充実するとともに、スポー ツに関する情報発信に努め、スポーツ指導者の育成や関連施設の充実を図る必要があり ます。

●市体育協会やスポーツ少年団等の育成

スポーツに対する関心を高め、競技人口の拡大に繋げるため、スポーツ観戦の機会の 提供や施設の充実、指導者の育成に努める必要があります。それと同時に、スポーツの 競技レベルの向上に合わせて、市体育協会、スポーツ少年団や統合型地域スポーツクラ ブ等の充実、育成を継続的に行っていく必要もあります。

●スポーツ施設の整備充実

既存のスポーツ施設の一層の活用を推進し、また、安全で有意義にスポーツを行える 環境を提供するために、改修、改善の必要な箇所について随時整備を行い、必要な備品 を充実させる必要があります。

今後は、施設の建て替えを視野に入れた長期計画の策定や長寿命化対策の検討が求め られます。

■今後の施策の方向

①生涯スポーツの振興

様々なスポーツが盛んな甲斐市では、「市民一人一スポーツ」を推進していきます。 さらに、指導者等の育成・確保活用やスポーツ施設の利用拡大、また「子ども水泳教室」 や軽スポーツ教室等への参加機会の充実、障がい者スポーツの推進、イベントに関する 情報提供の充実を通して、生涯スポーツ社会の実現を後押しします。

東京オリンピック・パラリンピックを契機とした一層の生涯スポーツの振興を図りま す。

(16)

1

②市体育協会やスポーツ少年団等の育成

女子バスケットボールの「山梨クィーンビーズ」が甲斐市をホームタウンとしている ことや、サッカープロリーグの「ヴァンフォーレ甲府」が山梨県全市町村をホームタウ ンとしていることなどから、競技スポーツの振興に力を入れていきます。

県代表として県外スポーツ大会へ出場する団体や、県スポーツ少年団が主催する認定 員養成講習会の受講者に対して助成をするなど、競技力の向上や指導者の育成を図りま す。

また、関東・全国レベルのスポーツ大会の誘致にも力を入れ、スポーツ観戦の機会の 提供やスポーツ交流により、競技人口の底辺拡大に努めます。

東京オリンピック・パラリンピックを契機とした一層の団体・選手の育成を図ります。

③スポーツ施設の整備充実

管理指導員の配置を継続し、市内スポーツ施設の整備充実に努めます。また、市ホー ムページによる「スポーツ施設空き情報」の公開を継続し、情報公開を行っていきます。

今後のスポーツ施設の建て替えを視野に入れた長期計画を策定していきます。

●成果指標

達成目標指標 (平成26年度)現状値 平成32年度目標値※ 平成37年度目標値

子どもを対象にした水泳教室の参加人数 832人 850人 後年設定

市スポーツ少年団に登録した団員の人数 676人 750人 後年設定

市内スポーツ施設の利用者数 438,615人 460,000人 後年設定

※平成32年度目標値は「甲斐市創甲斐教育推進大綱 後期」の平成31年度目標値を示した。平成37年度目標に  ついては、次期大綱策定時に設定予定。

●関連個別計画

計画名 計画期間

参照

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